ブログでも、先日の Kick off meetingでも発している通り、現在リーマンサットプロジェクト(仮)では、どんな衛星を打ち上げるのか、そのミッションを募集している。
 コンセプトとしては、冒頭の通り、「わかりやすく」「身近で」「アホらしい」こと。最後の項目にかんしては「なんだそれ?」という感じだが、このプロジェクトそのもののコンセプトに「宇宙好きの人はもちろん、宇宙に興味がない人、友人や家族をも巻き込んで」というのがあるので、誰でも参加できるという気軽さ、良い意味でインパクトとなり得るものとして通常であれば誰もやらないであろうアホさがポイントである(もちろん、身近でわかりやすくインパクトがあるのであればアホである必要はない)。

 例として、現在コアメンバーが考案したミッションを下記に提示する。イメージとしてはこんな具合である。さしあたり、技術的にどうこうというのは二の次にしている。

・思い出SAT 黒歴史を流れ星に
出せなかったラブレターやら、捨てられない元カレ元カノとの思い出、やんちゃしていた時の写真、誰にも見せられない日記など、黒歴史を衛星に積み込んで最終的に流れ星になって頂く、というもの。

・稟議書SAT
「年収を三倍にしろ」「上司をぼくの部下にしろ」「受付嬢をぼくの嫁にしろ」など、現実にはまず叶わないであろう要求を衛星に載せ、地球軌道上で稟議を(物理的に)回してみる、という試み。

・宇宙人の主張
「会社辞めたい!」「上司マジくたばれ!」「もっと優しくしろ嫁!」「好きだーーーー!」など、普段言いたくても言えないことを衛星から地球に向けて発信する。過去にあった学校の屋上から日頃の思いをぶちまけるという某TV番組から着想を得ている。

・ノベルSAT
衛星から連載小説を配信する試み。誰が書くのか、どんな話にするのか、などは現段階で全く考えていない。

・おみくじSAT
打ち上げた衛星に向けて信号を送ると、衛星からおみくじ(本日の運勢など)が返ってくるという試み。

・Time Cuspule Sat  3年後のあなた、もしくは大事な人へ
これは二段階構想である。自分や家族友人など大切な人に向けたメッセージを搭載した一機目の衛星を打ち上げる。3年後に、この衛星を回収するための衛星を打ち上げ、搭載されたメッセージが宛先に届けられる、というもの。実際にメッセージをどのように届けるのか、という部分はこれから考える。

・Santa SAT
みなさんは毎年クリスマス、サンタクロースへ「○○をください!」とお願いをすることだろう。その「サンタクロースへのプレゼント依頼ならびに配送」をやってしまおうというミッション。衛星に向けて依頼をすると、クリスマスにプレゼントが届けられるというもの。

・有人キューブSAT
実際に載せるのはヒトではなくAI(人工知能)。衛星に載せたAIと地球からお話し(お話でなくても構わないのだが)しましょうというミッション。昔ゲームにあったシ○マンの衛星バージョンのようなものを想像してもらえばいいと思う。

・Space Signage
宇宙に広告媒体を設置して広告費を稼ごう! というもの。衛星から広告を配信するのか、衛星そのものを広告としてしまうのか、それは今後の検討。

・超小型猫型衛星「NyanSat」
みんなが大好きな猫を宇宙へ飛ばし、心配してもらうというミッション。なんじゃそりゃあ!?? という印象だが猫型衛星を打ち上げ、鳴き声を衛星から発信、特徴として夜行性であるなどユニークな機能が満載である。

 いかがだろうか。
 レギュレーションとして、

「パワーポイント等で一枚ペラ」

 というのはあるが、あとは基本的にフリーダム。先にも書いたが技術的な制約は二の次。

あまりのバカバカしさと簡潔さに「だったら俺が考えたこのミッションの方がいい!」という方がいたら、リーマンサットまでご一報いただければ幸いである。