突然ですが、白光さんのはんだごてが、工場に届きましたー!!*\(^o^)/*

なぜこの素敵なはんだごてが届いたかというと・・・・
先日のMakerFaireTokyo2017で、私たちのブースに白光株式会社のスタッフの方が来られ「貸し出しますよ」というお声を頂いたことからです!

「こういったカタチで、民間での宇宙開発へ協力が少しでもできればうれしい」とのこと・・・

 

私もうれしいです・・・!!

そして、身が引き締まる想いです!

 

はんだごて使用レポートに入る前に、まず

「はんだづけとは何ぞや?」というところを説明したいと思います。

はんだとは「鉛とスズを主成分とした金属」です。この金属を「はんだごて」と呼ばれる「300℃ぐらいまでアツくなる棒」で溶かして、塗りたい場所に塗り、そのままはんだごてを離すと固まります。

この一連の流れを「はんだづけ作業」と言います。

「で、はんだづけは何をするの?」といいますと・・・

この”はんだ”は、電気を通します。この性質を利用して

「電気を通したい場所に電線や電子部品をくっつける」ときに使います。

「これがはんだづけか~~~~」

イヤフォンの端子の中身などもはんだづけされてますし、もちろん、人工衛星の電子基盤もはんだづけされています!!

 

つづいて、今回使用したはんだごてをお貸しいただいた白光さんについて、ご紹介させていただきます。

白光株式会社さんとは、はんだ付けをする人なら知らない人はいないほど有名な、世界屈指のはんだ付けメーカーです!

はんだごてからはじまり、こて先クリーナーや静電気除去装置などはんだごて周辺の機器をまるごと製造されているメーカーさんです!
また、木工デザイン用のはんだごても製造されていて、

このように半田ごてで絵がかけてしまうのです!
半田ごての可能性が広がりますね(*⁰▿⁰*)!

 


 

さて、今回使わせていただくのはHAKKO FX-100です。

 

 

まず、開けてびっくり!
銀のフォルムにメリハリの効いた青、そしてキラリと光るHAKKOの文字☆

そして「Hello!」と、挨拶まで!
私が普段使っているスティック型のはんだごてとは明らかに違う、高級感漂う洗礼されたデザインに、テンションが上がります!!

そして、電源をつけてびっくり
電源入れてから使えるまでの時間がハンパないのです!
いつもは2〜3分かかっているところ、なんとなんと、10秒(!!!!)で使えてしまうのです!!!!

(ウサイン・ボルトが100m走り切るぐらいしか待たなくていいのです!!)

普段はんだごてを使っている人なら、そのスピードに驚愕すること間違いなしの代物に、ここでもテンションが上がります♪

 

さらに、使ってみてびっくり!!!
持ち手が細くて軽く、女性のわたしでも使いやすい構造になっていました(*???*)!
はんだ付けの生産性がアップすること間違いなし☆

…というわけで、白光さんのはんだごては、はんだ付けするのが楽しくて、感動してしまう秀逸な一品でした(* ´ ▽ ` )♪

これで、電子基盤アクセサリーをもくもくと作ろう・・・!

以上、はんだ女子のはんだごて使用レポートでしたー☆

白光さん、今回は貴重な体験をありがとうございました!!

 


 

今回使用した白光株式会社さんの公式WEBはこちら

HAKKO FX-100の製品情報はこちら

はんだづけで作られた電子基盤アクセサリーはクラウドファンディングより!

 

 

 


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