打上げ時期がだんだんと近づいてきているRSP-00(零号機)ですが、製作した基板の真空試験が行われています。
宇宙は真空のため、真空中で動作するかどうかを開発した基板ごとに真空チャンバーに入れて確認します。

 

これが”真空チャンバー”だ!

 

 

真空チャンバーの素材はステンレスで物々しいつくりです。

これは、中の気圧を(ほとんど)0に近づけるので外側との気圧差で数百キログラムの力がかかるためです。それに耐えられるようなつくりとなっています。

 

写真は一般的な組み込みコンピュータArduino Nanoを使用した制御基板です。Arduino Nanoは真空でも動作することがわかりました。
真空で動くかどうかは使用している部品に液体や気体が使われていなければ概ね大丈夫だろうという感じです。
実際には実験して確認します。

 

 

”九万回転まで キッチリ回せ”

 

リーマンサットでは小さいながらも自前の真空チャンバーがあるのでいつでも実験ができます。
人工衛星開発の実験だけでなく、真空でいろんなものがどうなるか確認してみたいと思います。
そのうちこの中でローバーが動いたり、食品を真空乾燥したりと・・・

いろいろ・・・活用されそうです。

 

真空の世界に関するお話は、また別の機会に詳しく話せたらと思います!
なお、真空に興味があるだけの方でも、リーマンサットは参加を歓迎します(笑)

 


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