2025年9月19日(土曜日)、リーマンサット・プロジェクトが開発した超小型人工衛星「RSP-03」(愛称:ハモるん)が、国際宇宙ステーション(ISS)から宇宙へ放出されました。
RSP-03は、2025年8月24日にスペースXのFalcon 9(CRS SpX-33)で打ち上げられ、ISSに運ばれていました。
その後、JAXA「きぼう」日本実験棟から、小型衛星放出機構(J-SSOD)を用いて軌道に投入されました。
当日の様子は、JAXA公式YouTubeをご覧ください!
Small Satellites 2nd Deployment J-SSOD#32 from “Kibo” (STARS-Me2、RSP-03、Atsushi Space Challenge)
油井宇宙飛行士に、衛星放出時の写真を撮っていただきました!
本当に嬉しそうに見える衛星くん達の写真も紹介しますね!
仲間の衛星くんと戯れ合ったり、駆け足の競争をしている様に見えて、とても癒されました。
各衛星の詳細などは、JAXAきぼう利用ネットワーク @JAXA_Kiboriyo さんから、情報があると思います。 pic.twitter.com/AN5DQKuzaX— 油井 亀美也 Kimiya.Yui (@Astro_Kimiya) September 19, 2025
この瞬間に、皆さんから2019/11/24~2023/11/30にお預かりしたお願い事 51,689通が、地球周回軌道へ旅立ちました。
超小型人工衛星RSP-03「ハモるん」に載って半年と少し地球の周りを飛び回り、最後は大気圏再突入して流れ星となります。
放出時のgo/no goコール(「きぼう」運用管制官からの「衛星を放出しますか?」の問いに答えるイベント)への参加するために筑波JAXA宇宙センターに集合したリーマンサットメンバーたち。
放出後は「放出証明書」をいただきました。
今回の放出により、RSP-03は地球周回軌道を飛行しながら、私たちの「宇宙で音楽をつくる」という挑戦に取り組みます。
RSP-03のミッションは「作曲衛星」。衛星が取得したデータをもとに自ら音楽を作り、地上に届けます。
また、画像撮影や多様な通信実験も行う予定です。
今後は、地上局での初交信、ミッションデータの取得、そして衛星から届く音楽の公開を進めてまいります。
応援いただいている皆さまに、宇宙からの音を一日でも早くお届けできるよう尽力していきます。
引き続き、リーマンサット・プロジェクトとRSP-03「ハモるん」の活動にご注目ください!