こんにちは!リーマンサットローバーチーム広報の櫻井です。

今年も北海道赤平、植松電機さん主催のスペースプローブコンテスト(以下SPC)に参加してきました。
SPCは、100m高度までプローブを上げて、落下、ターゲットまでの距離を競う大会です。

毎年参加させていただいているSPCですが、ここ2年間はコロナの影響でリモート開催でした。
リモート開催で通信技術が向上したローバーチームですが、久々の現地開催!
リモート開催中はドローンでの上空への移動でしたが、今年は再びロケット打ち上げとのことで、とても楽しみにして北海道へ。


札幌に着いたら先着隊と合流し、早めの夕ご飯に炙り味噌ラーメンを食べました。

先発隊達は、朝から北海道グルメを楽しみすぎていました。

こんなお腹で戦えるのか?!

コンテスト前日、植松電機さんへ

腹ごしらえ後、ふらの号(高速バス)に乗って赤平の植松電機さんに行きました。
なんと、ふらの号は札幌から東滝川まで行ってくれます。車に乗れない人にはありがたいです!
東滝川バス停から植松電機前の共和というバス停まで向かいました。

植松電機さんの実験棟が眩しい✨✨

日程がシルバーウィークと重なり、近隣の宿が取れず植松電機担当者さんにご相談したところ、植松電機さんの研修施設に宿泊させていただくことになりました。
ありがたい…!


会場をそのまま使わせてもらい、最後の仕上げです。
広報櫻井が寝た後も走行チェック。

なんと、他のチームも夜中2時くらいまでやっていたそう!
植松電機の方も心配して「皆さんほどほどに…」とお声かけいただいたりしつつ、翌日の大会に向けて準備しました。

途中でバッテリーがへたっているものを持ってきた事に気づきましたが、仕事が終わって急いで駆けつけたプロジェクトマネージャーがなんと別のバッテリーを持ってきてくれました。

スペースプローブコンテスト当日

さて、コンテスト当日。
朝の温泉に入ってさっぱりしてきたローバーチーム。いざ出陣!

前回の大会ではパラシュートが開かず、悔しい思いをしたローバーチーム。
今回は気合を入れて、ローバーチームパラシュート担当が新たにパラシュートを作成しました。
パラシュートでテストしてるかと思いきや遊んでいます。
趣味の団体なので、遊びながら作り上げていくローバーチームです。

恒例のフィットチェックです。
レギュレーションは重量1kg。軽すぎても、ロケットで飛ばす時に調整が必要だそうです。
我々のローバーはなんと1000.9gでOKでした。

ロケットの中にもぴったりなサイズ。

今回は準備万端、余裕の表情のローバーチームです。

ローバーが格納され、ちゃんと通信できていることも確認。
一度電源をつけましたが、まだ30分ほど準備にかかりそうとのことで、一旦電源を消しました。

ヘルメットをかぶり、安全な位置で待ち構えます。

ついにロケットで空へ

ついに打ち上げです!
昨年はコロナで現地開催できず、ロケットではなくドローンで上空まで運びましたが、ロケットの方がドキドキ感があります。

 

結果は、、、動きませんでした、、、

会場内に戻ってどのような状況か確認しました。

どうやらバッテリー切れでSD及びBluetoothの起動ができなかった模様。
バッテリーの劣化によるものでした。
持っているバッテリーの中でも1番劣化がないものを選びましたが、それでも起動時にかなりの電力をつかいます。
そして、ロケット搭載後、張り切って早くローバーの電源を入れてしまった記憶が蘇ります。

大会終了後、植松電機のご好意により充電したローバーを草原で動かしてみることになりましたが、見事自律走行できました。

ローバーチーム、交流する

大会後は交流会です。
今まで見守ってきた高校生が、大学生となって活躍している姿も見れたりと大変楽しい大会でした。

この後は松尾ジンギスカン本店でお腹いっぱいジンギスカンを食べました!

交流会開催のために、事後プレゼンを当日ではなく後日に変えてみたと植松電機さんより。
東京に戻って事後プレゼンを送り、結果を待ちました。
なんとなんと、今回初めて最優秀賞!!
応援していただいたみなさま、ありがとうございました。
しかし、ローバーチームとしては、ちゃんと大会で動かすことができず悔いの残る結果となりました。
アクシデントを一つずつクリアして精度の高い宇宙仕様ローバーにしていきたいと思っています。

素晴らしい大会を開いてくれた植松電機の方々に大変感謝しております!

みなさま今後とも応援よろしくお願い致します。
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【この記事を書いたメンバー】

技術部 ローバーチーム広報
櫻井 佳江(さくらい よしえ)
カポエイラと宇宙が好きな管理栄養士です。宇宙でサウージするのが夢です!


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