リーマンサット・プロジェクトでは、様々な職種のメンバーが活動しています。

そうした中、私は現在プラネタリウムの施設で仕事をしています。
前職は全く関係のない職種に就いていた私の転職のキッカケについて今回はご紹介したいと思います。

 

プラネタリウムの仕事に転職したキッカケ


プラネタリウムでの仕事に就く前は、全く関係のないカスタマーエンジニアという職種に就いていました。仕事内容は、お客様先へ訪問し主に業務用コピー機の定期メンテナンスや修理対応を行っていました。

宇宙に興味を持ったのは、高校時代に教科書に載っていた惑星の大きさを比較した図を見て、地球に比べて木星、土星があまりにも大きすぎることに好奇心と恐怖心が混じり合った不思議な感覚を味わったのがきっかけです。
興味を持ってからはネットで宇宙関連の情報を調べたり、プラネタリウムに通っていたりしていましたが、まさか自分が宇宙で食べていくなんて頭になかったので、あくまで「好きなこと」に留まっていました。
そんな中、たまたまネットでリーマンサット・プロジェクトの活動を知り、興味本位で参加することにしました。

リーマンサットには様々な職種の方々が参加していて、人工衛星開発に対して皆さんが一丸となって活動しているのを見ているうちに、宇宙に対しての思いが再燃し、宇宙に関わる仕事をやってみたい!と漠然とした気持ちのまま転職を決意しました。

求人を探してみると、人工衛星の開発の求人を見つけましたが、求められるレベルが高くプログラミング知識がほとんどない自分には到底無理と感じ断念。
他にもプラネタリウムの機器をメンテナンスする仕事の求人を見つけ、今までの職歴と合致していましたが、どうせなら別の職種に挑戦してみたいと思いさらに他の仕事を探すことに。
その中で、プラネタリウムの解説員の求人を見つけ、なんと募集要項に未経験者可の記載があるではないですか!同種の求人だと募集要項に学芸員や教員免許取得者が必須なケースも多いのですが、これはチャンスだ!と思い応募をすることに。

あれよあれよと選考を受け、なんと内定をもらうことができました!
プラネタリアンとしての道を歩むことになりました。

 

プラネタリウムでは、どんな仕事を行っている?

全く経験のないままプラネタリウムでの仕事。

一体どんなことをしているのでしょうか。
今回はプラネタリウムでの仕事内容をご紹介します!

 

①プラネタリウム生解説

まず、何といってもプラネタリアンのメインともいえる生解説。

やってみて感じたことは、機器を操作しながら話すという難しさです。
一概に機器の操作といっても、

・投影星座の切り替え
・ポインターの使用
・画面の切り替え
・時刻の調整
・マイクのON,OFFの切り替え
・BGMの音量の調整
・BGMの用意

などなど…

ざっと挙げるだけでもこれだけの機器操作をしながら、解説をするというのは練習をこなさないとなかなかできないと感じました。

また、星空を生解説をする上で星座の神話などを知る必要があります。

誕生日の星座である黄道12星座やオリオン座などは知っていましたが、
その星座についての背景にある神話などについてはほとんど知りませんでした。

1つの星座に対して神話が諸説あるケースもあり、
例えばオリオン座であれば、女神様による弓矢の誤射でオリオンが死んでしまう話や、オリオンがサソリに刺されて毒が回り命を落としてしまう話など。
解説内容によって、話す神話を変えるときもあります。

また、投影時間はしっかりと守らなくてはなりません。
早く終わりすぎても、遅くなってしまってもダメ。
解説内容によって逐一進行具合が変わってくるので、臨機応変に時間対応できる能力が求められます。

 

②学習投影

一般のお客様以外にも、幼稚園、保育園、小中学校の団体対象の学習投影というものがあります。
学校の授業で学ぶ月の満ち欠けや星の日周運動など、プラネタリウムの映像を使い解説を行います。

 

③観望会


仕事はプラネタリウムの中だけではありません。
月に数回、実際の空で星の観望会を行っています。
その季節に見える星を望遠鏡で観望します。
子どもたちには月や土星が人気です!

その他にも、プラネタリウムを使用したイベントの企画・開催や投影映像のプログラミング作業なども行っています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。
私自身は生解説に関してはまだ見習い中といった感じで日々練習中です。
昨今の新型コロナウイルス問題で各プラネタリウム施設は閉館している状況ですが、収束し再開することができた日にはすぐに解説デビューできるよう頑張ります!

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あなたも一緒に、宇宙開発してみませんか?
リーマンサットメンバーの活動を下記にまとめました。ぜひご覧ください!
https://www.rymansat.com/join


【この記事を書いたメンバー】

広報部 技術広報課 伊藤一塁手
野球と自転車とラジオを聴くのが好きなプラネタリウム解説員。英語で解説できるのを目標に勉強中。


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